00 — Overview
4本の役割は「探す・入る・選ぶ・眺める」
主役は Signals です。Scanner で候補を見張り、Signals の指示で入って出る。金や株価指数を触るときだけ Picker、Rotation は参考に眺めるだけ。
01 — Setup
最初の設定は5分・1回だけ
インジ名の横の歯車(設定)→「パラメーター」。★ の付いた項目だけ自分に合わせれば、あとは既定のままで使えます。
- 時間足を「4時間」にする
▲▼は4時間足以上でだけ出ます。1時間足などでは「4時間足以上で ▲▼ を監視」と表示され、通知も出ません。
- 銘柄は Binance の USDT 建て
例
BINANCE:SOLUSDT。出来高のある取引所の価格で計算し、注文は Omni の同じ銘柄(SOL-PERP)で行います。 - 運用資金と1回のリスクを入れる
パネルの「建玉の目安」が、この2つと損切り幅から自動で計算されます。
| ★運用資金 (USDC) | 1000 | Variational に入れている USDC。実額に合わせる。 |
| ★1回のリスク (資金の%) | 0.5 | 損切りに当たったときの損失。資金 1,000 USDC なら 5 USDC。初めは 0.5% のまま。 |
| ★方向 | ショートのみ | 検証で成績が安定したのが下落側だったため。上昇も取りたいときは「両方向」。 |
| ★出方 | 勝率重視 | 早めに一部利確して建値へ。バランス/PF重視は大きく伸ばす代わりに勝率が下がる。 |
| ★プリセット | 標準 | ▲▼の出やすさ。保守=少なく厳選、積極=多め。迷ったら標準。 |
| パネル | かんたん | 慣れたら「標準」にすると、往復コストや過去の成績も表示。 |
| 文字を大きく | OFF | スマホで読みにくいときに ON。 |
既定は「ショートのみ」です。上昇局面では▲が出ません。故障ではないので、ロングも受けたいときだけ「★ 方向」を「両方向」に変えてください。Scanner も同じ既定です。
コストの設定は既定のままで大丈夫です。既定の往復コストは 6+2×2=10bps(0.10%)で、検証と同じ条件です。Carry Radar の層A表の「$100k幅 bps」を ⑦ に入れると、銘柄ごとの実コストに近づきます。
02 — Signals
パネルは上から5行を読むだけ
チャート右上の「かんたん」パネルが、いまの状態と次にやることを指示します。下の切り替えで、場面ごとの表示を確かめられます。文言はパネルの実際の表示どおりです。
| VAR Signals [標準・ショートのみ・勝率重視] 4時間足 | 68.2 |
| 1⚠ 準備段階(中)— まだ入らない | |
| 2▼S が出るまで待つ。 ・出た足の終値で Variational Omni に入る ・赤いだけでは入らない | |
| 3損切り / 建値 | 次の▲▼: 損切り幅 約3.1%(1.25ATR) |
| 4建玉の目安(資金 1,000 USDC × 0.5%) | 1.2903 SOL(約 161 USDC・資金の 0.2倍) |
| 5実行先 Variational Omni(SOL-PERP) | |
| PR:紹介リンクを含みます。非公式ツール。… | |
| ▶ https://omni.variational.io | 使い方 … | |
この場面では:何もしない。▼S が出るまで待ちます。
- 1状態
「平常」「⚠ 準備段階(中)」「🔥 点火中(強)」は動く準備の度合いで、方向は示しません。赤くなっても入らず、入るのは ▲L/▼S が出たときだけ。
- 2次にやること
この行の指示どおりに動けば十分です。見送りの理由(4時間足未満・ボラが高い・コスト超え・リスト外)もここに出ます。
- 3損切り / 建値
待機中は次のシグナルの損切り幅、保有中は損切りライン。保有中はこの価格を Omni の TP/SL に入れます。
- 4建玉の目安
この数量なら、損切りに当たっても損失は「資金 × 1回のリスク%」。黄色で「資金の3倍超」と出たら数量を減らします。
- 5実行先
Omni で検索する銘柄名(例 SOL-PERP)。
チャート上の記号
確定足で出る買いのシグナル。その足の終値付近で入る。
確定足で出る売りのシグナル。損切りは上の赤線。
損切り → 建値へ移動 → 利益方向に追随。動いたら Omni の損切り価格も直す。
手仕舞いと結果。R=損切り幅の何倍か。−1R は想定どおりの損切り。
点火スコア 0〜100。灰 → 橙 → 赤で準備が進む。棒だけでは入らない。
▲▼は足が確定してから出ます。足の途中で出たり消えたりしません。4時間足の確定時刻(日本時間・Binance)は次の6回です。
03 — Alerts
アラートは1本。あとはスマホが知らせる
チャートを開くのは、通知が来たときだけで足ります。
- 01チャート上部の「アラート」→「作成」
Signals を入れたチャート(銘柄・4時間足)で行います。
- 02条件に「VAR Signals」→「Any alert() function call」
これ1本で ▲▼・手仕舞い・損切りの移動・時間切れ予告がすべて届きます。
- 03通知で「アプリ通知」をON →「作成」
スマホの TradingView アプリにログインしておくと、プッシュ通知で届きます。
届く通知の種類
【VAR ▼ショート】入る値段・損切り・数量の目安。Omni で注文する【VAR 建値】【VAR 追随】Omni の損切り価格を、通知の値に直す【VAR 手仕舞い】ポジションを閉じる。結果(±R)付き【VAR 点火】「まだ入らない」。見るだけでよい
無料プランはアラートの本数に上限があります(上限は TradingView の料金ページで確認してください)。本数を節約したいときは、Signals の代わりに Scanner に1本だけ作れば8銘柄分が1通にまとまります。
入る値段 124.80|損切り 128.68|数量の目安 1.2903 SOL(約 161 USDC・資金の 0.2倍)
出方: 勝率重視|最長 24本(約4日)|実行先 Variational Omni(SOL-PERP)
追随 12.41(+1.4R)。建玉を閉じる
04 — Execute
通知が来たら、Omni でこの5手順
- 01入る値段と、いまの価格を見比べる
いまの価格が入る値段から損切り幅の1/4以上離れていたら、その回は見送ります。例: 損切り幅 3.88 なら 0.97 以上ずれていたら見送り。
- 02Omni で銘柄を選ぶ
通知の「実行先」の名前(SOL-PERP など)で検索します。
- 03方向と数量を入れる
▲=ロング、▼=ショート。数量は通知の「数量の目安」。マージンは isolated(分離)。
- 04TP/SL の欄に損切り価格を入れて発注
通知の「損切り」の価格。利確は入れなくて構いません(手仕舞いは通知で知らせます)。
- 05建値・追随の通知で損切りを直し、手仕舞いの通知で閉じる
保有中に新しい ▲▼ は出ません。時間切れ(既定24本=約4日)でも手仕舞い通知が来ます。
入る値段から損切り幅の1/4以上ずれていたら見送り。追いかけて入らない。
建玉は資金の3倍以内。パネルに「資金の3倍超」と出たら数量を減らす。
含み損のポジションに証拠金を足す・ナンピンする・損切りを遠ざける回数。
画面の名称やボタンの位置は更新されることがあります。迷ったら Variational の公式ヘルプを見てください。
05 — Scanner
8銘柄を、アラート1本で見張る
設定の「監視リスト」の8銘柄+いま開いている銘柄を1つの表にまとめます。既定は SOL・XRP・DOGE・ADA・AVAX・LINK・DOT・NEAR(Binance USDT)。
画面例 — VAR Scanner 4時間足 [標準・ショートのみ]
| 銘柄 | 点火 | 1日分 | 層 | いまの状態 |
|---|---|---|---|---|
| SOLUSDT | 🔥82 | −3.4% | A | ▲▼待ち(出たら1通で通知) |
| LINKUSDT | ⚠68 | +1.2% | A | ▲▼待ち(出たら1通で通知) |
| DOGEUSDT | 47 | +0.5% | A | ボラ高・見送り(上位20%) |
| XRPUSDT | 31 | −0.8% | A | 待機 |
| BTCUSD ◀ | 29 | +0.1% | — | 上場リスト外(検証対象外) |
0〜100 の「動く準備」スコア。⚠65 以上、🔥75 以上で色が付きます(標準)。方向は示しません。
A=検証済みの22銘柄で、▲▼と通知の対象。B(金・株価指数など)と C(その他)は表示のみ。
「▲▼待ち」「▼ 保有中 損切り…」「ボラ高・見送り」「計算中(履歴不足)」など。保有中は上に並びます。
使い方
- 4時間足のチャートに Scanner を入れる
24時間動く銘柄(BTCUSDT など)のチャートにすると、通知が止まりません。
- アラートを「VAR Scanner」→「Any alert() function call」で1本作る
監視銘柄のどれかで ▲▼・手仕舞い・損切り移動があれば、足の確定時に1通で届きます。
- ▲▼が来たら、その銘柄のチャートで Signals を確認して注文
手順は 04 と同じです。
Signals と Scanner の両方にアラートを作ると、同じシグナルで通知が2通来ます。故障ではありません。監視銘柄を変えるときは「監視リスト」をカンマ区切りで書き換えます(最大8銘柄)。
06 — Picker
金や株価指数は、Swap と Perp のどちらで?
Variational では XAU(金)や US500 などを2種類の商品で建てられます。Picker は保有日数と週末をまたぐかで、どちらが向くかを判定します。
US500-SWAP
- 取引時間平日(週末・休日は閉場)
- マージンisolated のみ
- 資金調達1日1回 17:00 ET
- 向く使い方数日以上の保有
US500-PERP
- 取引時間24時間・週末も
- マージンcross も可
- 資金調達Perp の Funding
- 向く使い方1日未満・週末またぎ
| VAR Instrument Picker US500 |
| Swap US500-SWAP: 取引中(閉場 10/21 17:00 ET(10/22 06:00 JST)) |
| 判定: Swap |
| 理由: Swap+2: 保有3日→Funding安定/Perp+1: 週末またぎ(Swapは閉場・3倍Funding) |
| 次にやること: Variational Omni の Swaps タブで US500-SWAP を建てる(isolated・TP/SL) |
| Perp US500: 24/7・cross可・週末はindex固定 |
- 「★ 原資産」を選ぶ
XAU、US500、US100、USOIL など。自動判定もできますが、迷ったら手で選びます。
- 「★ 想定保有日数」と「★ 方向」を入れる
3日以上なら Swap、1日未満なら Perp に傾きます。週末をまたぐと Perp に1点。
- 「判定」と「次にやること」を読む
理由の行にどちらに何点入ったかが出ます。時刻は ET と JST を併記。
Swap の資金調達は約3倍になる日があります。週末・休日分がまとめて付くためで、金属・為替は水曜、指数・商品は金曜です。Picker がその日を警告します。
07 — Rotation
資産クラスの強弱を眺める
株価指数・貴金属・エネルギー・暗号資産の代表8銘柄で、どれが相対的に強いかを順位にします。RWA(金・指数など)では検証が済んでいないため、▲▼で売買の判断をしないでください。
画面例 — RS20(σ=ボラ正規化・前足終値基準)8銘柄平均との差
過去20本・60本の値動きを、各銘柄の普段の値幅で割って比べた強さ。+が平均より強い。
値動きの大きい暗号資産がいつも上位に来ないように揃えています。OFF で素の騰落率。
8銘柄以外のチャートに入れると赤い警告が出ます。ES1!・GC1! などに入れてください。
08 — Troubleshooting
困ったとき
▲▼がまったく出ない
① 時間足が4時間以上か ② ★方向が「ショートのみ」なので上昇局面では出ない(両方向に変更可)③ パネルの「次にやること」に見送りの理由が出ていないか、の順に確認してください。▲▼は条件がそろったときだけ出るので、数日出ないのは普通です。
計算中(データを蓄積しています) のまま
その銘柄は過去の足が足りません(4時間足で約8か月分が必要)。待っても解消しないので、層Aの22銘柄の別の銘柄を使ってください。
ボラ上位20%(過去500本)のため見送り中
値動きが過去500本の上位20%に入る荒い局面です。検証でこの局面は成績が悪かったため、落ち着くまで▲▼を出しません。設定は変えずに待つか、別の銘柄を見てください。Scanner では「ボラ高・見送り」。
4時間足以上で ▲▼ を監視 と出る
時間足を「4時間」にしてください。それより短い足では通知しません。
上場リスト外(検証対象外) と出る
Variational の上場リストにないか、検証の対象外の銘柄です。BINANCE:SOLUSDT のような Binance USDT 建ての層A銘柄に切り替えてください。
往復コストが目標値幅に対して大きすぎます
値幅に比べて取引コストが重い局面です。気配幅の薄い銘柄か、値動きが大きくなるのを待ちます。
同じシグナルの通知が2通来る
Signals と Scanner の両方にアラートを作っているためです。どちらか一方にしてください。
パネルが見づらい/スマホで小さい
設定の「文字を大きく」を ON。Scanner は「表の位置」で四隅に移動できます。
09 — Routine
毎日の流れ
準備
- Signals を層Aの4時間足に入れた
- ★運用資金・★1回のリスクを入れた
- Scanner か Signals にアラートを1本
- スマホのアプリで通知 ON
確認
- 通知がなければ何もしない
- 保有中なら損切り価格が Omni と一致
- 週末をまたぐ Swap は Picker の警告
注文
- 入る値段から損切り幅の1/4以内
- 数量は目安どおり・資金の3倍以内
- isolated・TP/SL に損切り価格
管理
- 建値・追随 → 損切り価格を直す
- 手仕舞い → ポジションを閉じる
- 結果(±R)をメモする